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10.13 sun.

17:00-

福島桜紀行上映(監督:鉾井喬)作品解説

2015年撮影の桜から今を見つめる上映会。福島県の桜は太平洋側から咲き始め、内陸部に向かい1カ月かけて県内を横断していく。当時の復興の進まない避難区域、徐々に客を取り戻しつつある観光地、人気のない山奥。さまざまな環境でさまざまな桜が咲く。季節を告げる毎年の営みが人の住む里を渡っていく。富岡町の夜ノ森の桜、三春町の滝桜、田園地帯に咲く種まき桜など、福島に今も残る日本の原風景を撮影。桜を通し、県外では風化しつつある震災後の福島を描写する。PFFアワード2016 入選作品。

《福島桜紀行》(2016年、30分、カラー、video)監督・撮影・編集:鉾井 喬/音楽:林 そよか/音楽録音:蓮尾美沙希/題字:松﨑龍翠/整音:高橋郁美/出演:原田雄一、星 光子、星 明正

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10.13 sun.

18:00-

鉾井喬×武市雄介トーク「リサーチについて」

彩光舎美術研究所日本画講師で現在ドキュメンタリー映像を制作している武市雄介さんと、特別ゲストに現代美術家の鉾井喬さんをお招きし、トークを行います。

鉾井喬

Takashi Hokoi

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東京藝術大学デザイン科テクニカルインストラクター、常葉大学造形学部非常勤講師、現代美術家。1984年、神奈川県生まれ。学生時代に人力飛行機のパイロットとして空を飛び、風に翻弄された経験から見えない風を可視化する作品を作り始める。一方でNHKカメラマン時代、東日本大震災で仙台平野を襲う津波を空撮中継。原発事故後、エネルギーがどこから来ていたのかを知らずに生きてきた自分に衝撃を受け、風をモチーフに自然とエネルギー、人間の関係性を社会に問う制作を行っている。

武市雄介

Yusuke Takechi

彩光舎美術研究所日本画講師。大学時代は、絵画科を専攻する。在学中に千葉県浦安市で撮影したドキュメンタリーを出発点に映像制作をはじめる。現在は都内の老人ホームに住み込み映像作品を製作中。

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